2011年 03月 03日
雛の宴 |
皆さま大変ご無沙汰しておりました。
もう半年以上ぶりの更新となり、お恥ずかしい限りなのですが、
お茶席用に作ったお菓子が可愛らしく仕上がりましたのでご紹介したいと思います。
今日は、ひな祭り。女の子の健やかな成長を願うお祭りですね。
雛段を設け雛人形を飾る風習は比較的新しいものだそうで、
もともとは紙人形や小さな布を縫って着せた簡単なものだったようです。
さて、本日のお菓子。
お茶のお稽古でご一緒してきた先輩方の送別茶会用に用意させていただいた外郎細工、銘は雛の宴です。
外郎というと棹物のイメージがありますが、成形、着色しやすい生地なので練切のように様々に細工することが出来ます。
今回は生地に白餡を加え口当たり柔らかに、またぼかし包みにする事で可愛らしい色合いに仕上げてみました。中餡には卵がふんわり香る黄身餡をたっぷり入れ、優しい味わいに。
柔らかな風味と甘さが、後に続くお抹茶で引き締まり、皆さんに喜んでいただけました。
いつもならお菓子を用意してホッ・・・と一息なのですが、
今日は送る側としてお点前というお役を頂いていたので、始終ドキドキ。
今まで一緒にお稽古をし、行事の度に協力し合ってきた先輩方に美味しいお茶をお出ししたいという一心だったのですが、お点前が始まると慣れないお道具の扱いに冷や冷や。
雛祭りにちなんだお道具はどれもとても可愛らしいものでしたが、お点前にとっては手強いものだなぁと痛感するとともに、これまで大勢の人の前でさらりとお点前をされていた先輩の大きさを改めて感じる一時となりました。
もう半年以上ぶりの更新となり、お恥ずかしい限りなのですが、
お茶席用に作ったお菓子が可愛らしく仕上がりましたのでご紹介したいと思います。
今日は、ひな祭り。女の子の健やかな成長を願うお祭りですね。
雛段を設け雛人形を飾る風習は比較的新しいものだそうで、
もともとは紙人形や小さな布を縫って着せた簡単なものだったようです。
さて、本日のお菓子。
お茶のお稽古でご一緒してきた先輩方の送別茶会用に用意させていただいた外郎細工、銘は雛の宴です。
外郎というと棹物のイメージがありますが、成形、着色しやすい生地なので練切のように様々に細工することが出来ます。
今回は生地に白餡を加え口当たり柔らかに、またぼかし包みにする事で可愛らしい色合いに仕上げてみました。中餡には卵がふんわり香る黄身餡をたっぷり入れ、優しい味わいに。
柔らかな風味と甘さが、後に続くお抹茶で引き締まり、皆さんに喜んでいただけました。
いつもならお菓子を用意してホッ・・・と一息なのですが、
今日は送る側としてお点前というお役を頂いていたので、始終ドキドキ。
今まで一緒にお稽古をし、行事の度に協力し合ってきた先輩方に美味しいお茶をお出ししたいという一心だったのですが、お点前が始まると慣れないお道具の扱いに冷や冷や。
雛祭りにちなんだお道具はどれもとても可愛らしいものでしたが、お点前にとっては手強いものだなぁと痛感するとともに、これまで大勢の人の前でさらりとお点前をされていた先輩の大きさを改めて感じる一時となりました。
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by yorokombu
| 2011-03-03 19:55
| Japanese 歳時記