2009年 05月 19日
水菓子 錦玉 |
まず始めにいつもご覧頂いている皆さま、更新が滞ってしまい申し訳ありませんでした。
日本は新緑の季節、気候もいい時期ですね。こちらマレーシアは5月に入って暑い日が続いています。今の時期はマンゴスチンやライチなどの美味しいフルーツが出回る季節なので、暑さも美味しいフルーツで相殺!と毎日元気に過ごしております。
さて、マレーシアでのはじめて和菓子の会も1年が過ぎ、たくさんの方々にお集まり頂き、常夏の国ではありますが、葛饅頭、桜餅、きみしぐれ、練りきり・・・と様々な和菓子を楽しんでおります。なかなかすべてをご紹介することができないのですが、先日の会で作った水菓子が涼やかに仕上がったのでご紹介させていただきます。
こちらは錦玉羹(きんぎょくかん)といい、寒天で作る夏向けのお菓子です。ぷるんとしたゼリーの食感とは違い、しっかりとした固まり、クリスタルのようにキラキラと見た目にさわやかな仕上がりになります。今回はお馴染みの金魚、朝顔、水面の型にフルーツを一緒に流し固めたもの、そしてあんみつをイメージしてフルーツと餡を一緒に流し固めたものを作りました。お好みで梅酒や白ワインを少し煮詰めたシロップをかけるとちょっとした夏のおもてなしにも♪
そして、こちらは今回生徒さんが持ってきてくださったローカルの寒天。マレーシアではAGAR AGAR(アガーアガー)といいます。日本では和菓子屋さんでよく使われるタイプの糸寒天で、透明だけでなく、鮮やかに着色されたものも売られています。日本の棒寒天と同じように扱い、作り比べてみたところ、固まり加減も問題なく、透明感も満足できるものでした。ジャスコなど身近なスーパーに置いているものなので、今後錦玉を作られる方にはこのAGAR AGARもご紹介したいと思います。
○● お知らせ ○●
日本で大変お世話になっていた中国茶カフェ、華茶さんが今月18日をもって閉店されました。2年半の間、カフェイベントの一つとして「はじめて和菓子」を開催させていただき、マレーシアに引越ししてからも、近況とともに中国茶を送ってくださったりとお付き合いをさせて頂いておりました。素敵な出会いと思い出の詰まった華茶さんがなくなってしまうのはとても寂しく残念なことですが、店長様、スタッフの皆さん、はじめて和菓子に参加してくださった生徒の皆さまとのご縁は今後も変わらないものと思っています。華茶さんで勉強させていただいた2年半があったことで、マレーシアでも楽しく和菓子に携わることができています。皆さま、本当にありがとうございました。そして、閉店までの数週間、お忙しい毎日だったと思います。お疲れ様でした。
日本は新緑の季節、気候もいい時期ですね。こちらマレーシアは5月に入って暑い日が続いています。今の時期はマンゴスチンやライチなどの美味しいフルーツが出回る季節なので、暑さも美味しいフルーツで相殺!と毎日元気に過ごしております。
さて、マレーシアでのはじめて和菓子の会も1年が過ぎ、たくさんの方々にお集まり頂き、常夏の国ではありますが、葛饅頭、桜餅、きみしぐれ、練りきり・・・と様々な和菓子を楽しんでおります。なかなかすべてをご紹介することができないのですが、先日の会で作った水菓子が涼やかに仕上がったのでご紹介させていただきます。
こちらは錦玉羹(きんぎょくかん)といい、寒天で作る夏向けのお菓子です。ぷるんとしたゼリーの食感とは違い、しっかりとした固まり、クリスタルのようにキラキラと見た目にさわやかな仕上がりになります。今回はお馴染みの金魚、朝顔、水面の型にフルーツを一緒に流し固めたもの、そしてあんみつをイメージしてフルーツと餡を一緒に流し固めたものを作りました。お好みで梅酒や白ワインを少し煮詰めたシロップをかけるとちょっとした夏のおもてなしにも♪
そして、こちらは今回生徒さんが持ってきてくださったローカルの寒天。マレーシアではAGAR AGAR(アガーアガー)といいます。日本では和菓子屋さんでよく使われるタイプの糸寒天で、透明だけでなく、鮮やかに着色されたものも売られています。日本の棒寒天と同じように扱い、作り比べてみたところ、固まり加減も問題なく、透明感も満足できるものでした。ジャスコなど身近なスーパーに置いているものなので、今後錦玉を作られる方にはこのAGAR AGARもご紹介したいと思います。
○● お知らせ ○●
日本で大変お世話になっていた中国茶カフェ、華茶さんが今月18日をもって閉店されました。2年半の間、カフェイベントの一つとして「はじめて和菓子」を開催させていただき、マレーシアに引越ししてからも、近況とともに中国茶を送ってくださったりとお付き合いをさせて頂いておりました。素敵な出会いと思い出の詰まった華茶さんがなくなってしまうのはとても寂しく残念なことですが、店長様、スタッフの皆さん、はじめて和菓子に参加してくださった生徒の皆さまとのご縁は今後も変わらないものと思っています。華茶さんで勉強させていただいた2年半があったことで、マレーシアでも楽しく和菓子に携わることができています。皆さま、本当にありがとうございました。そして、閉店までの数週間、お忙しい毎日だったと思います。お疲れ様でした。
by yorokombu
| 2009-05-19 23:16
| 今月の和菓子